美容室でするトリートメントの効果
美容室でトリートメントをしたことはありますか?
ある方もない方も
「トリートメントって意味あるの?」「あまり効果がわからなかったんだけど…」
と疑問に思うかもしれません。
では、まずはじめにお伝えしましょう。
美容室でのトリートメントはとても重要です!
するとどんな良い事があるかと言うと
- 朝のスタイリングが断然楽になる
- カラーの色持ちが何倍にもなる
- ヘアアイロンのダメージを受けずらい
- パサつく髪の毛がおさまる
- ツヤが出るので髪が若くなる
これにはちゃんと理由があります。
という事で、ここで質問です。
あなたの髪の毛はどれに当てはまりますか?
- 30歳以下でカラーもパーマもストレートも毎日のアイロンもしていない髪の毛
- 31歳以上でカラーもパーマもストレートも毎日のアイロンもしていない髪の毛
- カラーもパーマもストレートもしてないけど日々のアイロンをしている髪の毛
- カラーリングorパーマorストレートのいずれかをしている髪の毛
さてあなたはどのタイプに当てはまりましたか?
1.番の方はこちら
この中で唯一、美容室でのトリートメントをそれほど必要としないのが
1番の「30歳以下でカラーもパーマもストレートも毎日のアイロンもしていない髪の毛」
なんです。
それはなぜかというと、健康な髪の毛はキューティクル(海苔巻きでいう海苔の部分)がしっかりしていて髪の毛の中の栄養(海苔巻きでいうお米)が外に出ないのでダメージがありません。
ですので美容室でのトリートメントがそれほど必要ではないと思います。
2.番の方はこちら
ただし2番の様に「31歳以上でカラーもパーマもストレートも毎日のアイロンもしていない髪の毛」ですと、何もしていなくても加齢によるダメージが出てしまいます。
あくまでも目安で分けてますが、
これがいわゆる「エイジング毛」です。
その場合ダメージホールと言って、髪の毛一本一本の中に穴が出来たり、毛穴の老化により、ゆがんだ髪の毛が生えてくるようになります。
チリチリした毛が増えるのと、クセが強くなったり膨らんだりするのはそれが原因です。
3. 4. 番の方はこちら
他の3番の「カラーもパーマもストレートもしてないけど日々のアイロンをしている髪の毛」も4番の「カラーリングorパーマorストレートのいずれかをしている髪の毛」も美容室でのトリートメントが必要です。
カラーやパーマ、ストレートなどをすると当然のようにダメージが出てしまいます。
毎日のヘアアイロンも、過度な熱によるタンパク変性(生卵がゆで卵になるイメージ)とアイロン摩擦による表面のキューティクル剥がれが起きます。
すなわち両方とも、表面を覆うキューティクルが剥がれ落ち、その中から髪の毛を保つ栄養分や水分が抜けて、髪の毛としての健康状態は戻らないと言っていいでしょう。
下記の画像を参考にしていただくと分かりやすいですよ。
まとめ
美容室でのトリートメントには基本的にいくつかの種類がありますが、その方の髪質によって合う合わないなどが必ずしもあります。
それを判断するのは美容師であり、その後ホームケアで良い状態を維持するのは自分自身ということになります。
よく、美容室でやるトリートメントはそんなに変化がわからなかったと言う方もいらっしゃると思いますが、その場合ホームケアがしっかりと出来てない事が多かったように思います。
逆を言えば、ホームケアがしっかり出来ていればトリートメント効果を持続させる事ができると言う事です。
美容室のトリートメントはお家で扱うものと違い、何種類もの特別な物を使っています。海苔巻きの米を満タンにして、それが固定されるようにあんかけみたいなもので全部を繋ぎ止め、表面を覆う海苔を紫色の噛みちぎれない方の強い海苔にするような感じです。
凄い海苔巻きが出来そうでしょ?笑
わかりやすい手触りだけに注目してしまうと、大切な髪の毛の中身をおろそかにしてしまいます。髪の中なんて見れないから仕方のない事なんですけどね。しかしそこを蔑ろにしない為にも是非美容室でのトリートメントをしてあげてくださいね!!
髪の毛もお肌も生活も何もかも、ベース(基盤)を大切にしましょう!
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